陥没乳頭の治療
保険診療・自由診療

凹んだ状態になった乳頭を引き出して固定する施術です

乳頭 (乳首) が乳房の中に凹んでしまっている状態を「陥没乳頭」といいます。
「陥没乳頭の治療」は、陥没した乳頭を引き出して固定する施術です。

本来、乳頭というのはデリケートな部分であり、女性にとっては授乳における大切な器官でもあります。
陥没し機能しないとなると外見上の問題だけでなく、授乳障害や乳腺炎の原因となる可能性も出てきますし、重度の陥没乳頭の場合は乳管が閉塞されてしまうなどコンプレックスを抱える方もございます。

当院では十分な検査を行った上で、乳管を温存する治療ですので将来的な授乳に影響がないよう機能温存に最大限配慮して行っております。
あなたの「陥没乳首の治し方がわからない…」「乳首が埋没して出てこない…」という悩みを、ジョウクリニックは解決できます。
お気軽にお問い合わせください。

乳頭のお悩みをお持ちの方は意外なほど多くいらっしゃいます

さまざまな統計がありますが、実は一般的に想像される「乳首の形」なのはおよそ4割ほど。
実は、陥没乳頭も珍しい症状ではなく、一説には約2割、5人に1人ほどの割合だとか。

意外と「乳首の悩み」を抱えている方は多いのですが、人になかなか言えない箇所のため「自分だけ乳首の形が変…？」と悩みがち。
ジョウクリニックでは医師や専門スタッフが丁寧にお悩みをお聞きし、最適な治療法をご提案させていただきます。

陥没乳首の症状の重さは人それぞれです

一口に「陥没乳頭」といっても、その症状の重さはさまざまです。
「仮性陥没乳頭」ともいわれる「軽度に近い中度」までの方は吸引機などを使った外部からの治療で改善する場合もありますが、「真性陥没乳頭」は自己治療では後戻りしたり、乳首を傷つけてしまって乳腺炎になり、乳管を損傷してしまうことも……
自己診断ではなく、まずお医者さんに相談してみることをオススメします。

陥没乳頭を放置した場合に起こりやすい問題

「陥没乳首」は胸の中にある「乳腺組織」の中の「乳管」が乳頭を引き込むことで起こります。
「乳管」が他の乳腺組織より未発達だったり、乳管が固くなったり（線維化といいます）することにより、引き込む力が強くなって乳頭が凹んでしまいます。
この状態を放置しておくと、以下の問題が起こるリスクが上がる傾向にあります。

• 不衛生になり乳腺炎や乳管炎のリスクがアップ
• 授乳時赤ちゃんが吸いにくい
• 授乳時に無理に吸われて痛みが出やすい
• 赤ちゃんが母乳を吸えず、張って痛む
• 上記以外でもさまざまな授乳障害が起きやすい

特に、ナーバスになりやすい授乳期には、陥没乳首だと授乳に関する悩みや痛みが増え、よりストレスを抱えてしまうことになりがちです。
出産を考えている陥没乳頭の女性は、妊娠前の陥没乳頭治療がオススメです。
陥没乳頭はクリニックで治すことができますので、是非ご相談ください。

状態によって施術方法をご提案します

当院では、軽度/中度の場合は「Teimourian法」、重度の場合は「Sakai法」など、陥没乳首の状態に応じて複数の治療法を使い分け、最適な治療を行っています。
「Teimourian法」は乳頭の周りに小さな切れ込みを入れ、ひきつれを解除して皮弁と糸で固定する施術です。
「Sakai法」は乳頭を縦に切開し、乳管周辺の組織を処理して皮弁と縫合で固定する施術です。
乳頭は傷の治りが早い部位なので、いずれの方法も乳頭・乳輪のシワに同化して目立たなくなります。

症状の重さによって、保険適用での治療が可能です

陥没乳頭が保険適用の費用となるためにはいくつかの条件がございます。

• 将来、妊娠・授乳を希望している
• 授乳に障害がある状態
• 美容目的の施術ではない
• 40歳未満である

適用されるかの診断は医師の診察が必要となります。

保険適用は大阪院・松山院・高知院・那覇院のみです。