グラマラスライン形成で涙袋がなくなるって本当？

たれ目にしてやさしい印象の目元にする「グラマラスライン形成（たれ目形成・下眼瞼下制術）」は人気の施術になっています。
たれ目でさらに涙袋があると目元の印象が愛らしくなるので、憧れる方も多いでしょう。
しかし、同時にグラマラスライン形成の後に涙袋がなくなったり、小さくなるという現象が話題になることもあります。
今回は、グラマラスライン形成をすることで涙袋がなくなってしまうのか、その真偽について詳しく解説していきます。

グラマラスライン形成とは？

グラマラスライン形成（たれ目形成・下眼瞼下制術）は、下まぶたの中央から外側に向けて引き下げてたれ目に形成する手術です。
「アーモンドアイ」や「パンダ目形成」ともよばれ、きつく見える目つきをやさしく愛らしい印象に変えたり、目を大きく変えることができます。
手術はまぶたの裏側からのアプローチで数mm切開するため、皮膚表面に傷は残りません。
まぶたの裏側に傷痕ができるので、普段通りに生活をしていたら周囲にバレるリスクが0に近いです。
糸のみの施術と比べても後戻りが圧倒的に少ないため、半永久的な効果があります。

涙袋とは？

涙袋とは、目の下にある筋肉の眼輪筋が発達して膨らんでいる状態です。
涙袋があるとかわいらしい印象になり、顔の余白が減って縦ラインが短く見えるため小顔効果があります。
涙袋は元からある人とない人がいますが、筋肉なので通常は涙袋がない人でも笑って目元の筋肉が収縮すると涙袋が出てきます。
眼輪筋がたるんで目の下が膨らんでいる方もいますが、涙袋とは違い目の下の脂肪が下垂して膨らんでいる状態なので、涙袋ではありません。
涙袋は眼輪筋が発達している人ほどはっきりと出ているので、加齢などの衰えが理由で徐々になくなることもあります。

グラマラスライン形成と目尻切開との違い

目尻側にアプローチして目を大きくする施術として「目尻切開」があります。
目尻切開は目尻を数mm切開して目の幅を大きくする施術で、どちらも目を大きくしますが、仕上がりの雰囲気が異なります。
目尻切開は目の幅を外側に向けて大きくするので、寄り目気味の方や求心顔の方が目を大きくしつつ顔全体のバランスが整った印象になる施術です。
目尻切開とグラマラスライン形成では切開する場所も違うので、目の幅も広げてなおかつ下方向に下げてたれ目にしたい方にはグラマラスライン形成（たれ目形成・下眼瞼下制術）がおすすめです。

グラマラスライン形成で涙袋がなくなる可能性がある？

もともと涙袋がある人でも、施術時の条件によってはグラマラスライン形成（たれ目形成・下眼瞼下制術）により涙袋が消失する現象が起こる可能性があります。
涙袋がなくなる2つの原因を見ていきましょう。

涙袋がなくなる原因①ヒアルロン酸注入をして涙袋を形成している

涙袋がもともとない方は、ヒアルロン酸注入で涙袋を形成できます。
その場合、グラマラスライン形成の施術を受けると、手術中に下まぶたを下げた刺激によってヒアルロン酸の効果が薄れてしまうことがあります。
たれ目の施術を受けた後に再度ヒアルロン酸を注入すれば、再び涙袋を形成することが可能です。

涙袋がなくなる原因②皮膚を切ってたれ目形成した

グラマラスライン形成（たれ目形成・下眼瞼下制術）では、皮膚を切開してたれ目を形成していきます。
この場合の涙袋は眼輪筋ですが、メスを入れることによってこの筋肉が影響を受け、機能が弱まってしまうことがごくごくまれにあります。
そうなると結果的に涙袋のボリュームが少なくなったように感じてしまうのです。

たれ目と涙袋両方を手に入れたい場合の施術方法

たれ目になったのに涙袋がなくなってしまうのは避けたいでしょう。
涙袋は眼輪筋で筋肉なので、鍛えて発達させれば多少膨らむ可能性がありますが、期間がかかります。
たれ目形成して涙袋がなくなった後でも、涙袋の形成はできます。
クリニックでできる方法とセルフでできる方法を紹介します。

涙袋形成術（ヒアルロン酸）

たれ目も涙袋もどっちも手に入れたいという場合には、グラマラスライン形成をおこなってからヒアルロン酸を注入することも選択肢の一つです。
ヒアルロン酸は半永久的なものではないとは言え、せっかく入れたならできるだけ長くキープしたいでしょう。
たれ目形成の直後にヒアルロン酸を注入するのは避け、一定期間間隔をあけてから注入するのが望ましいです。
ヒアルロン酸注入やグラマラスライン形成を行うタイミングについては医師とよく相談することをおすすめします。

メイクで対処する方法

たれ目形成を受けて涙袋が少しでも残っている状態なら、メイクで対処するというのもひとつの方法です。
涙袋メイクで用意するものは、アイブロウやアイライナーなど涙袋のラインを描くものと、ハイライトやパール感のあるアイシャドウの2点です。
ハイライトなどで涙袋の膨らんでいる感じを表現できます。
目の下のクマをコンシーラーでカバーしてからメイクをするときれいな仕上がりになります。
たれ目を強調させるために中央から目尻にかけて涙袋メイクをする方もいますが、目頭から明るさをプラスすると、たれ目が際立って華やかさが出ます。
涙袋を描く専用のメイクアイテムもあるので、自分に合った方法で涙袋メイクをしてみるといいでしょう。

「グラマラスライン形成」ならジョウクリニックへ

ジョウクリニックのグラマラスライン形成（たれ目形成・下眼瞼下制術）は、大きく分けて3種類のデザインがあります。

下まぶたの結膜を切開して下げ、結膜と筋肉を縫い縮める量や位置で下まぶたの下がり具合とカーブを決めます。
目元はたった数mmも大きく印象を変えるため、ご希望を伺いながら目元の状態やお顔のバランスに合ったたれ目に形成します。
グラマラスライン形成でたれ目にし、きつい印象のツリ目を解消して愛らしくやさしい目元に仕上げます。

グラマラスライン形成を含む目元全体を華やかにする「目フルコース」

ジョウクリニックの「目フルコース」ならグラマラスライン形成を含む複数の施術を組み合わせ、上下左右の4方向に目を拡大できます。
二重術も組み合わせることでよりぱっちりとした目にすることが可能です。
二重術も比較的手軽にできる埋没法から、半永久的に二重を作る切開法まであるので、オーダーメイドで華やかな垢抜け目元になりたい方へおすすめです。

最後に

グラマラスライン形成（たれ目形成・下眼瞼下制術）で涙袋がなくなるのか、原因や涙袋を作る方法について解説しました。
グラマラスラインの施術を受けると涙袋がなくなる可能性があります。
施術のメリットとデメリットを理解してから、自分に合った目のデザインや施術方法を決めていきましょう。
ジョウクリニックでは、涙袋を作らずに目全体を一度の施術で大きくできる目フルコースという施術もあります。
ヒアルロン酸で涙袋を形成する涙袋形成術もあるので、グラマラスライン形成でたれ目にし、涙袋も形成が可能です。
患者様の気持ちに寄り添ってカウンセリングを行い、持続性だけでなく美しさにこだわった仕上がりを目指します。
たれ目にもしたいし目を大きくしたい方、涙袋を作りたい方はジョウクリニックにご相談ください。