重本 譲
JOE SHIGEMOTO
ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長
総院長のプロフィールエイジングケアの方法で、すぐに効果が表れるものとして「ヒアルロン酸注入」があります。
しかし、効果は永遠に続くことはなく、定期的に施術を受ける必要があります。
では、ヒアルロン酸の効果の持続時間とは一体どれくらいのものなのでしょうか?
今回は、効果を長持ちさせるための知識と方法をまとめました。
ヒアルロン酸注入の効果は、残念ながら一時的なものです。
一般的には半年から1年程度と言われています。
しかし、その効果の持ちは種類や個人差で変わってくるので一概には言えません。
ヒアルロン酸製剤の種類はたくさんあり、効果の持続時間も異なります。
主要メーカーが発表している製剤の持続期間は次の通りです。
基本的に、ヒアルロン酸の粒子が大きいもの・硬いものは吸収されにくいため長持ちし、粒子の小さいものは早く吸収され効果は早く消失します。
初めて施術を受ける人は、比較的ヒアルロン酸吸収が早い傾向にあります。
効果が半年続く製剤であっても、効果を半年も感じられなかったという人もいます。
しかし、繰り返し施術を受けるとヒアルロン酸は全て吸収されず、その場に残るようになるので効果の持ちが長くなります。
それは、ヒアルロン酸の周りにコラーゲンの膜を形成し、ヒアルロン酸の吸収を阻害している為だと考えられています。
一箇所にまとめてヒアルロン酸を注入すると、組織と接触する面積が小さくなります。
そして多めに注入しておくことで、吸収されるまでの時間が長くなり、長持ちするようになります。
ほうれい線や鼻に多く注入したことで 10年以上長持ちしたというケースもあるほどです。
また、涙袋などの皮膚の浅い部分も、ヒアルロン酸の吸収が遅く効果が長持ちしやすい場所です。
ヒアルロン酸には粒子の性質や大きさによって、様々な種類があります。
それぞれの部位に向いているヒアルロン酸を選ぶことで、効果を長持ちさせることができます。
ヒアルロン酸の「品質」はとても重要です。
安いヒアルロン酸には安定剤が少ないものもあり、効果が長持ちしない場合があります。
安くても長持ちしなければ注入し直す頻度が増え、逆にコストが高くついてしまう結果となります。
当クリニックが採用しているアラガン社の「ジュビダームビスタ ボリューマ XC」は、約2年効果が持続 することが証明されています。
これまで1年ごとに注入を行っていましたが、このヒアルロン酸製剤を使用することで注入の間隔が2年に延び、患者様の手間とコストの負担を大きく軽減することが可能となりました。
効果を長持ちさせるためには、医師の高い技術力が不可欠です。
注入の仕方や量が的確でなければ、効果の持続や仕上がりに大きな差が生じ、またトラブルに繋がる危険性が大きくなります。
ジョウクリニックは最先端のヒアルロン酸製剤メーカーのアラガン社より、高い技術を評価され賞を授与されました。
当クリニックの医師は、世界的にもトップレベルの経験と高い技術を兼ね備えています。
食生活や睡眠が乱れ生活の質が悪くなると、体内で自己のヒアルロン酸の生成が追い付かず、どんどん吸収されていきます。
注入したヒアルロン酸の消費をなるべく抑えるため、規則正しい生活を心がけましょう。
施術後に、ヒアルロン酸を注入した部位にマッサージをしたり強い摩擦を加えたりすると、形が変形し不自然になることがあります。
注入部位の腫れが落ち着く1週間後くらいまでは、形を保つためにマッサージは控えましょう。
RF美顔器は、高周波のラジオ波を肌に当てることで肌細胞に熱を発生させ、新陳代謝を促すというものです。
ヒアルロン酸を注入した部位にラジオ波を当てると、新陳代謝の増加によりヒアルロン酸の消費を早めてしまいます。
ヒアルロン酸の効果を長持ちさせるためには、RF美顔器の使用は避けましょう。
いかがでしたか?
ヒアルロン酸注入の効果の持続時間は個人差もありますが、施術の方法や施術後の対策でも変わります。
この記事の内容を押さえて、より長く効果を持続させましょう。
詳しく知りたい方、少しでも気になった方は是非カウンセリングへお越しください!
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徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。
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