重本 譲
JOE SHIGEMOTO
ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長
総院長のプロフィール「顔が太って見える」「二重あごが気になる」
そんなお悩みを抱えている方は少なくないでしょう。
特に丸顔の方は脂肪がつきやすく、顔が大きく見えやすい傾向があります。
実は、顔の脂肪を落とすには単に体重を減らすだけでは解決できない場合もあります。
たるみや筋肉の衰えの改善、生活習慣の見直しなど、原因に合わせたアプローチが必要です。
この記事では、顔の肉が落ちにくい原因を解説した上で、セルフケアから美容医療まで効果的な対策をご紹介します。
すっきりとした小顔を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
顔の肉、特に頬やフェイスラインの脂肪が落ちにくい原因はいくつかあり、原因によって対処方法も異なります。
その原因について見ていきましょう。
お腹周りやヒップ、太ももなどは脂肪が付きやすい部位ですが、顔も脂肪が付きやすい部位なので、全身の脂肪の割合が高いと顔にも影響します。
特に脂肪が付きやすい頬やあご下が目立ちやすくなります。
加齢によってコラーゲンやエラスチンなど肌の弾力を保つ成分が失われるとたるみにつながり、輪郭がぼやけて顔が大きく見えてしまいます。
また顔には多くの筋肉が集まっているので、表情筋の衰えやリンパの流れが滞ることも顔が大きく見える原因となります。
生まれつきの脂肪の付き方や骨格が原因の場合もあります。
体に脂肪が付きにくく顔だけ付きやすい人や、体重を落としても顔の脂肪だけ残ってしまう人はこのケースに当てはまります。
また頬骨が高い方は頬の肉が目立ちやすく、顔が大きく見えてしまいます。
咀嚼の偏りや姿勢の悪さなど、日常生活の癖や習慣が影響する場合もあります。
姿勢が悪いと顔の血流やリンパの流れが悪くなり、むくみや脂肪が蓄積する原因となります。
また高カロリー・塩分過多な食生活や運動不足、不規則な生活リズムも大きく影響します。
セルフケアで顔の脂肪を落とすには、むくみの解消や顔の筋力アップ、生活習慣の見直しなどが重要になります。
組み合わせて毎日継続することで、すっきりとしたフェイスラインが目指せます。
すぐに始められるセルフケアを紹介します。
顔ヨガやマッサージは表情筋を鍛えるので顔のたるみ対策に効果的です。
血流やリンパの流れをよくすることで脂肪が落ちやすくなるため、意識して表情筋を動かすようにしましょう。
ただし、マッサージは過度に力を入れたり肌が乾いた状態で行うと、たるみや乾燥を起こすことがあります。
少しの圧力でも効果はあるので、オイルやクリームを塗り、やさしくなでるくらいの力加減でおこないましょう。
美顔器は筋肉の引き締めや血流の促進、むくみ解消に役立ちます。
人工的に筋肉運動を起こすEMSや、脂肪細胞の摩擦を起こして脂肪燃焼しやすい状態にするものなど多種あります。
表情筋を効果的に鍛えたり、顔の脂肪に集中的に作用するため、全身の脂肪は落とさずに顔の脂肪だけ落としたい方に向いています。
顔に肉が付いてしまった原因に合わせた機器を使用することで効果が期待できますが、継続する必要があります。
偏った食事は糖質・塩分の摂りすぎや代謝の低下などにつながります。
食事改善や運動習慣の見直しで脂肪を落としやすくしたり、むくみにくいようにするのも大切です。
ただし全身の体重や体脂肪、むくみに影響するため、顔の肉だけ落としたい方には期待する効果が得られない場合があります。
紹介したセルフケアでも顔痩せ効果は期待できますが、どれも継続が必要なため即効性はありません。
遺伝的に落としにくい場合や加齢が要因の場合は改善が見込めないことがあります。
根本的に顔の肉を落としたいようでしたら美容整形もひとつの方法です。
体型はそのままで顔の肉だけを落とすのは、人体の仕組み上難しいとされています。
美容整形では落としたい部分をピンポイントで落とす方法もあるため、体は細くても顔だけ肉が付きやすい方などにも向いています。
脂肪やたるみが原因で顔に肉が付いている場合、美容整形が有効です。
美容整形による顔痩せの方法を紹介します。
脂肪吸引は、カニューレとよばれる細い器具を挿入して顔の余分な脂肪を吸引する施術です。
頬やあご下など落としたい部分の脂肪を直接除去するため即効性があります。
施術後は1週間程度の圧迫固定が必要で生活に制限がありますが、ダウンタイムが終われば長期的な効果が期待できます。
脂肪を吸引して除去するので、脂肪によるたるみや二重顎の根本的な解消に適しています。
脂肪溶解注射は、脂肪組織を溶解する薬剤を注入して脂肪を落とす施術です。
脂肪細胞自体を減らすためリバウンドしにくく、切開を伴わないため周囲に気づかれにくいという特徴があります。
ただ脂肪を溶かすようにして落とす施術なので、効果を実感するまでには時間を要します。
1回の施術でも効果は期待できますが、脂肪細胞を減少させるので、複数回施術を受けることで半永久的な効果が期待できます。
痛みやむくみなどのリスクが少ないため、切開を伴わないダウンタイムの少ない施術をしたい方に向いています。
糸リフトはこめかみなど目立たない部分に穴を開け、糸(スレッド)を皮膚組織に挿入して頬やフェイスラインを引き上げる施術です。
糸にはコグが付いていて肌組織を刺激するため、コラーゲンが増産されハリや弾力アップ効果も期待できます。
切開や縫合はないのでリスクが少なく、短時間の施術で比較的早く効果を感じられるのが特徴です。
持続期間は一般的に半年から2年程度とされています。
たるみが原因で顔が大きく見えてしまう方に向いています。
フェイスリフトは耳の前から後ろの皮膚を切開して皮膚を持ち上げ縫合する施術です。
皮膚組織の土台となるSMAS(表在性筋膜層)から引き上げて固定するため、持続期間が長く傷痕も目立ちにくいです。
お顔全体を広範囲でリフトアップできるので、シワやたるみも一気に解消したい方に向いています。
顔の肉を落としてスッキリした輪郭にするには、医療とセルフケアの併用が理想的です。
全体のバランスと持続性を考えた選択をしましょう。
セルフケアの継続が難しい場合や、即効性、半永久的な効果を期待したい方には美容整形をおすすめします。
美容整形では、顔に肉が付いた原因や症状に応じた施術で、二重あごや丸顔の改善を目指せます。
顔に肉が付いてしまう原因やセルフケア方法を紹介しました。
まずは脂肪が付いてしまった原因や、原因に合わせた効果的な落とし方を知ることが大切です。
ジョウクリニックではカウンセラーと医師によるダブルカウンセリングをおこない、一人ひとりのお悩みに合わせた施術方法を提案しています。
豊富な知識と経験を持つ医師、症例の豊富さ、丁寧な説明など、初めてでも安心して相談できる環境を整えています。
美容整形で効果的な顔痩せをしたい方は、ぜひジョウクリニックをご検討ください。
徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。
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