重本 譲
JOE SHIGEMOTO
ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長
総院長のプロフィール整形手術が世の中にだいぶ浸透してきたとはいえ、まだまだメスを使った手術に抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが「プチ整形」。
費用も比較的安く抑えられ、ダウンタイムも短くて済むので年代を問わず人気です。
今回はプチ整形の代表格の一つ、ボツリヌストキシン注射を中心にご紹介していきたいと思います!
比較的治療時間が短く、ダウンタイムも短いことが多いので、美容整形が初めての方でも受けやすい治療です。
腫れや痛みなどの負担も少なく、メスを使わない簡単な整形手術は「プチ整形」と呼ばれています。
◆ 形を作ったりボリュームを足すもの
人間の皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織の3構造になっていますが、ヒアルロン酸はそのうちの真皮部分に含まれている成分です。
水分の保持や細胞を守るクッションの役割などを果たしています。
皮膚にとってハリとうるおいには欠かせないもののひとつで製剤として注入しても安全性が高いとされています。
気になる部位に直接注入することで、内部から皮膚を持ち上げることになるのでほうれい線や目尻などのシワや溝を目立たなくさせたいときなどに用います。
保湿力に優れ、肌のハリや弾力を生み出します。
粘弾性があるゼリー状で1グラムあたり6リットルもの保湿力があります。
◆ 筋肉を弛緩させて表情を変化させるもの
ボツリヌス菌がつくるタンパク質の一種です。
効果としては「筋肉の動きを一定期間弱める」というものです。
表情ジワを作る原因となる顔の細かい筋肉をリラックスさせ収縮を弱める働きがあるため、これを表情筋に注入することで、シワを作らないように予防できます。
また、エラなどの筋肉の発達によるお顔のボリュームを落ち着かせたり、ワキの汗を止めたりと、さまざまな用途で使用されています。
ボツリヌス菌は食中毒の細菌として一般的には知られていますが、体へのダメージの心配はありません。
・処置時間が格段に短縮
・ダウンタイムが比較的短い
・手術に比べ安価
・傷跡が残るリスクが少ないため、他人に気づかれにくい
・当日よりメイク可能
・時間の経過によって体内へと吸収され、元に戻る
・十分な効果を得るために、数回の注入が必要になる場合がある
通常は自由治療の為基本的に全額実費となります。
トラブルを避けるため初診から施術、アフターケアまでどのくらい費用がかかるか、事前によく確認しておくことが大切です。
・薬剤の種類、麻酔代、注射代などが込みかどうか。
・薬剤や麻酔、注射針を変更したい場合、追加費用がかかるかどうか。
・税抜き価格か、税込み価格か。
・アフターケアに関しての費用は含まれているか。
・支払い方法について、現金のみか、クレジットや医療ローンが利用できるか。
リスクが少ないとはいえ、プチ整形のメリットだけではなく、デメリットも理解した上で施術に望みましょうね。
美容整形に興味はあるけれど、はじめてで不安…という方は、プチ整形から始めてみてはいかがでしょうか。
徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。
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