安すぎるヒアルロン酸には要注意!

安すぎるヒアルロン酸には要注意!
公開日:2021/06/22更新日:2023/07/06

「ジョウクリニックのヒアルロン酸より、もっと安いクリニックがあるよ!」
ご友人から、そういった意見が出るかもしれません。
しかし、安すぎるヒアルロン酸には、問題点がたくさんあることも事実です。
最悪の場合には、死亡事故に繋がることもあります。
今回は、粗悪な品質のヒアルロン酸がもつ問題点と、より良いクリニックの選び方を解説いたします。

安すぎるヒアルロン酸には要注意!粗悪な品質で、内出血やしこり、感染症の恐れも…

 

ヒアルロン酸について

薬剤を使い回しをするクリニックでは感染症の恐れも

薬剤を使い回しをするクリニックでは感染症の恐れも

本来、ヒアルロン酸注入は、もともと体内にある成分なので、安全性の高い施術です。
しかし悪質なクリニックでは、料金を安くするため、他の患者さんに使った薬剤の残りを使いまわし、感染症などのリスクを高めています。
これはとても危険な行為なので、使いまわしをしていないかよく確かめ「安いから」と飛びつくのはおやめください。
1本単位で料金設定をしてる医療機関が、選択の基準になります。

 

細菌感染の可能性はまだまだあります

細菌感染の可能性はまだまだあります

注射器の使い回しだけでなく、消毒が不十分な場合も、細菌感染の可能性が高まります。
院内が清潔が保たれていないときも発生しやすいので、掃除の行き渡っている評判のいいクリニックを選びましょう。
また、製造段階での細菌混入の可能性もあるため、信頼できるヒアルロン酸を使用しているクリニックを選ぶことが大切です。院内感染での死亡例もあるので、注意しましょう。

 

注射針で内出血が長引く可能性も

注射

ヒアルロン酸注入は、顔に針を刺すため、内出血を引き起こす場合があります。
腕のあるドクターでも多少の内出血はありますが、1日で収まる程度です。
しかし、打ちなれていないドクターの手にかかると、内出血が長引く可能性があるため注意しましょう。
なるべく内出血を避けるため、先端が丸い針を使用するクリニックを選ぶのがおすすめです。

 

粗悪なヒアルロン酸は、顔にしこりができる副作用も

ヒアルロン酸注入で、ぷるんぷるんした弾力性のあるお肌へ

ヒアルロン酸の品質が悪いと、大切な顔にしこりが残ってしまうことがあります。
溶剤の中に、体内へ吸収されにくい成分が混入している場合、体は異物と判断してそれを包む膜を形成するのが原因です。
また、経験の少ないドクターにあたると一度に多くの量を注入してしまい、しこりになる時もあります。
ヒアルロン酸の品質の高さはもちろんですが、経験が豊かなドクターを選ぶことも失敗しない大切な要素です。

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記事の監修医師

重本譲総院長

重本 譲

JOE SHIGEMOTO

ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長

総院長のプロフィール

徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。

認定医資格
豊胸認定医/金の糸美容法認定医/サーマクール認定医/ミラクルリフト認定医
所属学会
日本美容外科学会正会員/日本美容外科医師会正会員/2013年アジア国際美容外科学会正会員
この記事は2021/06/22に公開された記事です。
最新情報はオフィシャルサイトをご確認ください。

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