重本 譲
JOE SHIGEMOTO
ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長
総院長のプロフィール
ヒアルロン酸ってなに?という素朴な疑問から、お肌のための効果効能まで徹底解説します。
ヒアルロン酸は、もともと人体内にある ねばねばした物質 のこと。
医学的には「ムコ多糖類」と呼ばれるのですが、保水力にすぐれた成分で、たくさんの水を蓄える能力があります。
その保水力は、1gで水6リットルと言われていて、ヒアルロン酸自体の重量の約6000倍も吸収します。
約60%の水分で構成されている人体だから、ヒアルロン酸が体の一部であるお肌にとって、とても大切な物質であることが分かります。
お肌に水分を与えるヒアルロン酸は、実は加齢とともに減っていきます。
ぷるんぷるんした赤ちゃんの肌は、年齢を重ねるごとに老人のカサカサした肌へ。
お肌のヒアルロン酸の量は20代はキープされるのですが、30代から急に減り始め、40代で赤ちゃんの50%まで減少。60代になると25%まで少なくなります。
ヒアルロン酸の減少は、お肌のみずみずしさやハリを低下させ、乾燥肌やシワ、シミ形成の原因になります。
水分を保持する能力が高いヒアルロン酸は、私たちの体の中の細胞と細胞との間に多く存在しています。
お肌の細胞をつなぎとめたり、クッションのような役割をして、細胞を守っています。
ヒアルロン酸を注入することで、ぷるんぷるんした弾力性のあるお肌になるのは、細胞と細胞の間で、水分を溜める役割を担っているから。
肌の保湿性や弾力を保ち、しわやたるみを予防してくれる大切な成分なのです。
サプリメントや化粧品と違い、即効性があるのがヒアルロン酸注入です。
お肌へ直接ヒアルロン酸を注入することで、水分が枯渇した細胞をみずみずしくさせます。
またヒアルロン酸はその部分に留まる性質があるため、シワやくぼみに打つことで盛り上がり、薄くしたり消すことも。
経年劣化したお肌を、本来の美しい肌へ戻します。
徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。
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